教員紹介

人間環境学部教員コラム vol.49

2010.06.03 現代コミュニケーション学科 D.J.ノーラン

現代コミュニケーション学科 D.J.ノーランゼミナール

ドイツの哲学者カール・ジャスパースが「軸の時代」と名付けた紀元前900〜200年までの時代に地球の4区域で人類の文明に大きく影響を与えた思想・宗教体系が発展した。中国では儒教と道教、インドではヒンドゥ教と仏教、イスラエルでは一神教、そしてギリシアでは理性主義的な哲学などである。

人類の歴史で「軸の時代」は思想・心理・哲学・宗教においては最も重要な時代であった。さらに言えば、人類はその時代の洞察力を超えたことはまだない。 後世に出現したユダヤのラビ教義、キリスト教とイスラム教も「軸の時代」の思想・哲学・宗教が基盤としてある。

 

 

<アテネの学堂(ラファエロ・サンティ)より> http://www.kabegamilink.com/act/0706/03530.html

 

 

私のゼミでは「軸の時代」の教えに焦点を合わせる。 その研究を通してゼミ生は歴史、文化、比較宗教を学び、人間が得た最も素晴らしい哲学及び宗教的な心境に対する理解を深めることになるだろう。

現代の世界文化、またはその文化の知的な追求はこれらの思想体系を根本にしているか、それともこの時代の思想に何らの関連を持つので、「軸の時代」に対する知識は不変的な性質があると言える。従って、履修する学生は現代の国際事情の解釈、分析、理解する能力が一層高まってくると感じる。また人として持っている潜在的能力を活性化するきっかけになるかもしれません。

ゼミ生にはこの2年間半の間に研究する思想体系の歴史についてなるべく多くの本(現代日本語訳の古典も含む)を読むことを勧める。

 

 

D.J.ノーラン(現代コミュニケーション学科)

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